簿記のスクール、予備校、通信講座を検討するなら「BrushUP学び」の利用をおすすめします。簿記検定対策講座の費用と期間を級別に解説していてわかりやすいです。通信講座を中心に、全国の大手の学校から地域のスクールまで一括で資料請求ができるので、独学でやるか、受講するかで迷っている方にも便利です。
「経理の求人に応募してみたいけど、簿記の資格がないと難しい?」との疑問をお持ちの方も多いと思います。
気になる求人に「簿記の資格が必要かどうか」「どの程度の簿記の知識を必要とされているか」は、求人情報を見て推測できます。
この記事では、簿記の資格と経理の関係を解説していますので、経理や事務職の求人をお探しの方は参考になさってください。
未経験でも簿記3級を持っていれば応募して大丈夫です。経理未経験であれば簿記3級を取得した方が採用されやすくなります。
採用担当目線では「今回は、採用基準として、人柄のレベルは落とせないが未経験でもよい」と考えている求人が狙い目です。 求人情報に「人柄・やる気重視」「初心者・未経験歓迎」などの記載があれば、目印になります。
もしあなたが、「会社の規模は問わず、しっかり長く続けられる経理事務をしたい」という希望をお持ちの方であれば、未経験でも簿記検定を取得し、応募する価値のある求人のほうが多いというのが私の見解です。
ちなみに、私も初めて経理職にチャレンジしたときは全くの未経験でしたが、簿記の学習経験が実務で活きました。
実際に、未経験可能の求人であっても、簿記3級が応募条件になっていたり「簿記3級あれば尚可(もしくは「優遇」)」と記載されたりする求人は多数あります。
経理業務が未経験であれば、面接の際に「本当に経理ができるのか」「初めての経理を続けていく意思があるのか」という点は面接官が疑問に思う部分です。「簿記の資格を持っている」という客観的な要素が、面接官の疑問・不安を払拭するアピールになります。
簿記3級は年間10万人〜20万人程度が合格する、日本でポピュラーな資格の1つです。およそ3ヶ月、1〜3万円程度から対策ができるので、初心者でも始めやすいです。
まずは無料の資料請求から始めて「どんな講座なら頑張れそうか」を考えてみてください。ネットに分散した情報を見るよりも、具体的で現実味が湧いてきます。
一方、会計を行う部署のコアメンバーの求人、将来の幹部候補の求人では実務経験や応募時点での実力を重視されることがあります。
そして、そのような求人の場合、経理職への熱意・素養を重視していることもありますので、迷わず簿記の資格を検討して下さい。 書類選考で簿記3級、できれば簿記2級をアピールしたいところです。
十分な実務経験や簿記の資格があれば、面接できちんとあなたを表現する機会は与えられるのではないかと考えています。
簿記検定について詳しく知りたい方は、下記の関連記事をご覧ください。
関連記事:簿記3級とは?活かせる仕事や試験の難易度・合格率も紹介!
例えば、下記は経理事務の正社員の求人です。求人情報から、簿記3級の資格を持っていると有利になることや、実務でも簿記3級の学習内容「売掛」「仕訳」などが役立つことが推測できます。
項目 | 内容 |
---|---|
募集職種 | 経理事務 |
業務内容 | 売掛管理、仕訳等の経理業務 特に売上・経費管理、伝票作成等 |
応募要件 | ・基本的なPC操作ができる方 ・簿記3級以上お持ちであれば尚可 ・会計ソフトの使用経験あれば尚可 |
経理事務であれば、「経理や簿記の素養はあるとよいが、さほど高度なものではない」はずです。結論を申せば、もし私がこの求人に魅かれたら仮に未経験でも簿記3級を持っていたら応募します。
とは言え、未経験の方ですと、業務内容のイメージがしづらいかもしれません。実は、簿記3級を学んでいればさほど苦労はしないことがわかります。
売掛管理というのは簿記でいう売掛金に関するものです。「売掛金とはなんぞや」といった本質的な知識は不要です。ソフトを使った単純な入力からでしょう。
売掛金が発生したときに資産としての債権が発生し、回収時には資産の減少としての貸方へ売掛金の仕訳が発生するというイメージがあれば大丈夫です。
さらに、売掛金が取引先ごとに発生する事は、簿記3級の得意先元帳の論点を理解しておけば、イメージも実態もばっちりです。売掛金の回収時に主に当座預金に入金されることは商品売買の仕訳の最初にやることなので、簿記3級を数週間学習開始すれば理解できます。
もし、当座預金と普通預金はどのように違うのかと思われる方がいらっしゃっても大丈夫です。
一般的な講義では「当座預金とはどのようなものか」という説明もあります。基礎的な用語についてはイメージ作りができるようなわかりやすい説明があるのも、簿記3級の講義の特徴です。
私自身、簿記3級で事前に知識を身につけたお陰で、実務で困ることは、ほとんどありませんでした。上記の求人内容ですと、簿記3級取得者に入社時の知識で不備はないことが強く推定されます。
未経験者の方は、経験不足を簿記3級の資格でカバーしましょう。
経理事務の有効求人倍率(令和3年度)は0.5倍ですので、資格を取得して少しでも周りの応募者に差を付けたいところです。反対に簿記の資格を取得しない場合、経験や実力があっても書類選考でふるいに掛けられてしまう可能性があります。
未経験可能の求人でも、面接で「仕事をしながら覚えていきます」と答えることは、おすすめしません。先に簿記の資格を取り「簿記3級を勉強したので、仕訳や財務諸表の作成は行えます」と伝えられると、やる気が伝わるでしょう。
なお、経理業務の基礎的な知識や仕訳スキルは、簿記3級の学習で身につきます。講座は2〜3万円程度です。
ここまでご紹介したように、簿記3級は経理に必要な知識やスキルを証明してくれる資格です。
未経験の方や経歴の浅い方は、簿記3級を取得することがスキル習得とやる気のアピールに繋がります。 また、経験者で簿記の資格をお持ちでない方も、履歴書でのアピール要素に困ったら取得を前向きに検討することをおすすめします。
なお、簿記3級は毎年10万人以上が受験するほどの人気資格で、講座を受講しても3万円前後です。採用されればあっという間に取得費用を回収できますね。
経理の求人応募の際は簿記検定で勉強した内容をアピールして、採用をもぎ取りましょう!
クレアールは、合格に必要な範囲だけを学習する独自の学習法「非常識合格法」を実践し、Web通信が標準の学習形態のスクールです。
合格に必要な特典範囲を効率よく学ぶことができる独自のVラーニングシステムを導入しており、スキマ時間を活用したり、自分のペースで学習を進めることができます。
合格までのポート体制も充実しており、不明点や疑問がある場合は、電話やインターネット通話、メールなど回数制限なく毎日質問できるので安心です。
学習をはじめることは目的とせず、資格取得やその先の就転職といった目標達成をゴールにしています。
「assist」という学習サポートプラットフォームで、学習スケジュールの作成、スキマ時間に動画講義の視聴し、練習問題で理解度を深めることができます。
サポート期間中であれば、疑問や不明点の質問可能。
参加費が基本無料のオンラインセミナーがほぼ毎月開催され、受講中の講座以外でも参加できるため、スキルUPなどに役立てられるでしょう。
簿記のスクール、予備校、通信講座を検討するなら「BrushUP学び」の利用をおすすめします。簿記検定対策講座の費用と期間を級別に解説していてわかりやすいです。通信講座を中心に、全国の大手の学校から地域のスクールまで一括で資料請求ができるので、独学でやるか、受講するかで迷っている方にも便利です。