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簿記3級の学習を始めたけれど、結果として試験日までに思うように時間が取れなかったというお話をよく聞きます。
そんなあなたのために、一夜漬けの方法を検討します。
一夜漬けを推奨はできませんが、ある程度学んでいるのであれば、合格の可能性はあります。
仮に不合格でも、今回しっかり追い込むことで、次回に向けて課題がはっきりします。
今回網羅できなかったところだけを再学習すればよいので、未受験はもったいないです。是非受験してください。
今回、想定しているのは下記のような方です。
・簿記を学び始めたが「途中でスクールに行くのをやめてしまった」あるいは「行けたり行けなかったり」で正直、受験してよいものか悩んでいる。
・受験への意気込みはある。
ただ、ある程度スクールには出席したが途中から復習が思い通りにいかず、授業を聞いていただけの時間が多い。
ここにきて、どこから手を付けていいのかもわからないし、自信がない。
・「勢いで申し込んだ」あるいは「試し受験」。
本命は次回の試験だが、受かるのなら、今回で受かってしまいたい。
なお、ある程度順調に学習を進めてきた方への直前対策は下記の記事にあります。
そちらをご参照ください。
関連記事
簿記3級学習スケジュール10週目〜12週目(直前期)
仕訳問題は(第1問)は、簿記3級で最も配点の高い分野です。とにかく仕訳だけでもマスターしましょう。第1問で満点を狙います。
そして第2問と第3問では部分点を狙います。
第1問〜第3問に共通して言えるのは仕訳を大切にすることです。
過去問集で直近5回分を完璧にしましょう。
5回分の知識を習得すれば、第1問について大半のパターンが網羅できます。
第1問の仕訳ができれば、試算表に関する仕訳もある程度できるようになっているはずです。
確認ですが、試算表、精算表、B/SとP/Lの違いや作成方法があやふやであれば、軽くでかまわないので頭に入れましょう。
ここは1時間以内でお願いします。
第1問だけの対策をしても、決算整理仕訳ができません。
すなわち、第2問・第3問で得点できなくなります。
下記の仕訳だけでもスラスラできるように。
ここは確実にしましょう。
7個だけ厳選して抜粋です。
ちなみに、二重仕訳のある試算表や推定箇所のある精算表などは見ない予定です。
あくまでこの記事は「一夜漬け」の検討ですから。
余裕があるのであればあなたは一夜漬けのレベルを超えているということです。
第2問と第3問への対応方法の検討です。
あまり時間はないはずです。
したがって、下記から1問ずつ選んでください。
あなたが今の時点である程度理解している論点がよいでしょう。
第2問
本問の主な出題範囲は下記の通り。
第3問
主な出題内容です。
・精算表の作成
・財務諸表の作成
他にも、決算仕訳や再振替仕訳がありますが一夜漬けという以上、まずは伝票をつぶすことをオススメします。
もしすぐに終わるようなら、総勘定元帳の記入方法を確認しましょう。
さて、一夜漬けの時間配分です。配点比率の高い順は第1問、第3問、第2問となりますので時間配分もその順番にしています。
第1問対策(仕訳)=5時間
2問対策(勘定記入、補助簿等)=計2時間
第3問対策(精算表と財務諸表)=計3時間
すべてまとめて10時間
これが今回ご提案する一夜漬けプランです。
目指すは第1問で35点、第2問で10点、第3問で25点これで合格ライン70点ギリギリです。
残念ながら一夜漬けでは対応しきれない方も多いと思いますので、次の試験勉強の参考になさってください。
試験勉強のはじめの一歩であり、試験勉強の明暗を分けるのは学習方法です。独学にするか、講座を受けるか、早めに方針を決めましょう。
そして、講座を受けると決めたら早めに情報収集を始めましょう。講座選びや受講手続でも案外日数がかかるものです。受験日までに講座を活用できる日数をできるだけ多く確保することも、合格に近づく1つの要素です。
簿記検定対策のできる講座の一覧は、下記のページにまとめています。無料の資料請求でパンフレットがお手元に届きますので、まずそこから始めてみてください。
次回の試験も独学で挑んでみる方は、下記の関連記事を参考に、戦略を練ることから始めてください。1番気を付けるべきは「次回も一夜漬け」を避けることです。
次回も一夜漬けになり、テキスト代や受験料が無駄になってしまいそうであれば、1〜3万円程度の安い簿記3級講座を受講した方がコストパフォーマンスが良さそうです。学習進捗を管理してくれる通信講座もありますので、ご検討してみてはいかがでしょうか。
関連記事
簿記は独学でも合格できる?3級と2級の違いや勉強のコツを紹介!
「一夜漬けなんて邪道」とお思いの方もいらっしゃるでしょう。
もちろんその通りです。
100時間きちんと勉強しても不合格になる方がいる試験です。
本稿の目的はあくまで、現時点で敗戦を覚悟している方に試験会場に向かっていただき、次への手がかりをつかんでいただくことがメインです。
その中から、うまくはまった人が合格するイメージです。
もし、試験直前に本ページをご覧になっていたらブックマーク等していただき、次回の試験対策が必要であれば再度ご参考にして頂ければと思います。
ゼロから簿記資格を目指すなら着実な講座受講がおすすめです。まずは無料の資料請求で講座について知ることから始めてはいかがでしょうか
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簿記の初心者であれば、100時間を見込んでおきましょう。今回は一夜漬けで10時間を提示しましたが、初めての学習で「10時間×10日間」のような詰め込みも望ましくないので、2〜3か月程度かけて勉強するのがおすすめです。詳しくは下記の関連記事をご覧ください。
関連記事:簿記3級・2級の合格に必要な勉強時間は?
資格取得専門のスクールで、簿記3級対策の通信講座を用意しています。1〜3万円程度のお手頃価格の講座もあります。学習進捗の管理や相談ができるスクールもあり、時間が取れない人ほどプロの講義や相談に頼る効果を感じやすいでしょう。
関連記事:簿記検定のおすすめの通信講座を比較!
簿記3級の合格率は50%程度で推移しています。2021年にネット試験(CBT)への対応や試験問題構成の改訂がありましたが、難易度は変化していないようです。合格率の推移は下記の関連記事でご確認いただけます。
関連記事:簿記3級の難易度・合格率は?
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