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タイトルだけだと、少し現実離れしているかのように思われるかもしれませんね。しかし、一夜漬けが必要とは言わないまでも、直前期に時間が足りなくて困っている方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
そういった忙しい方を対象に、メリハリのつけ方の参考になる内容です。
特に、試験前夜に次のような状況の方を想定しています。
共通しているのは、「なにがしかの形で手は付けているものの、気持ちとしては負けムード」ということです。
確かに、自信がなければ受けないのも一つの手でしょう。
しかし、可能な限り早く合格したいのであれば、課題を発見することが重要になります。
次回試験に向けて実際に試験を受け、課題を発見できるだけでも大きな成果です。
もちろん、まとまっている直前予想問題集をつぶすのもいいでしょう。
しかし、直前予想問題集を解けるということはある程度力がついているということです。そのような状況でしたら、むしろ、自信を持ってほしいぐらいです。
そんな時間もなかったら?
あなたの今までの学習過程を活用し、合格点をギリギリ取る方法を考えてみます。一晩で効率良く学習をする鍵は、手を付けるべき論点の把握です。重要度の低い単元に手を付けては、間に合いません。
次の見出しから、各大問において前夜に手を付けるべき論点をお伝えします。
第1問では仕訳、第3問では決算整理が出題されます。第1問で問われる仕訳と第3問(決算整理)で問われる仕訳は確かに異なりますが、可能な限り突き詰めることをおすすめします。
第1問と第3問は同じ配点(20点)ですが、優先すべきはどちらかと問われたら「第1問」です。
その学習を踏まえ、第3問は部分点狙いで割り切ります。第3問は簿記3級で学習した内容も一部出ますので、簿記3級合格者であれば点数がゼロということはないでしょう。
第2問は連結決算に関する出題が中心です。下記からひとつ論点を選び、確認しましょう。
もちろん、一夜漬けでなければ2つ、3つと選んでいただいて構いません。
例えば、株主資本等変動計算書の問題が今の時点でなんとなくでも分かるなら、それだけ固めてしまう。あるいは、銀行勘定調整を理解しているのであれば、そこだけでも固める。
さらに時間があれば、上記の中から「なんとなく解法が浮かぶもの」「講義の内容がなんとなく頭に浮かぶもの」から手を付けると効率的です。
なお、知識ゼロの論点があっても、前夜から始めるのは時間対効果の面でおすすめできません。
第4問・第5問は工業簿記に関する問題で、昨今の出題の傾向をみると、特定の範囲から1題ずつ出ています。
論点は大きく分けて下記の通りです。ここでは仮にA群・B群に分けていますので、それぞれから1個ずつ選んで対策するとバランスが取れますよ。もしくは、得意なものや好きなものを基準に選んで仕上げても構いません。
A群 | B群 |
---|---|
費目別計算 | 標準原価計算 |
個別原価計算 ・単純個別原価計算 ・部門別個別原価計算 |
直接原価計算 |
総合原価計算 ・単純総合原価計算 ・工程別総合原価計算 ・組別総合原価計算 ・等級別総合原価計算 |
本社工場会計 |
注意点としては、1つの論点で2項目を選ばないようにしてください。
例えば、単純総合原価計算と工程別総合原価計算の2つを同時に選ばない方がベターということです。
また、一夜漬けを前提として、2つだけ選ぶと申しましたが、もう少し時間があるのであれば、3つ、4つと選んでください。
直前対策に効率的な逆転方法として使えないでしょうか?
一夜漬けの勉強時間の配分としては、第2問に2時間、第4問・第5問に4時間、あとは就寝まで第1問・第3問対策(仕訳)をする。こんなプランです。
一夜漬けでは、満足のいく結果を残せない可能性も十分に考えられます。試験の結果が振るわなかったら、次回の受験の方針から考えましょう。
具体的には、
「独学で勉強するか、対策講座を受けるか」
「独学であれば参考書は何を使うか」
「講座であればどのスクールを選ぶか」などです。
3級を飛ばして2級から挑戦した方は、「3級から始めるか、2級対策を続けるか」の検討も必要です。2級・3級のダブル合格を狙える講座もありますよ。
本サイト「簿記net」では、簿記2級の対策講座や独学の学習方法を紹介しています。情報収集にご活用ください。
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一夜漬けというのはまず、未受験を回避するためのひとつのご提案です。
せっかく勉強したのだから、受験したほうが見つかる課題は大きいものです。
あなたが絞った論点が出題され、解けたのであれば、その論点は自信をもって今ある力をキープするだけでよくなります。
上手く合格できればラッキーです。
また、忙しい社会人の方ですと、全論点、きっちり追い込む時間があるという方ばかりではないと思います。
優先順位のつけ方のご参考になれば幸いです。
もちろん自分が選んだ箇所が出て合格するというのは随分虫のいい話で、成功しない確率の方が高いでしょう。
しかし、今回ひとつでも多くの論点をマスターすれば次回以降は受験に繋がります。
毎回、得意な論点を増やしていくようなイメージで学習を続けてみてはいかがでしょうか。
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