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簿記3級の難易度と合格率を分析!学習時間・勉強方法も紹介!

更新日:2023/03/13

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簿記3級の難易度と合格率

はじめて簿記を学ぶ方にとって、まず気になるのは合格率ではありませんか?

「ちゃんと合格できるのだろうか?」と不安を抱えているあなたのために、実際の合格率とその分析、さらに必要な対策までお伝えします。

読み終わったあと、安心して学習をスタートしていただけたら嬉しいです。

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簿記3級の合格率は何%?

合格率は50%程度で推移

データは下記のとおりです。各回おおむね45%〜55%程度の水準で推移しています。各回の細かい試験データは下記のとおりです。

受験者数 実受験者数 合格者数 合格率
第157回(2021年2月28日) 70,748名 59,747名 40,129名 67.2%
第156回(2020年11月15日) 77,064名 64,655名 30,654名 47.4%
第154回(2020年2月23日) 100,690名 76,896名 37,744名 49.1%
第153回(2019年11月17日) 99,820名 80,130名 34,519名 43.1%
第152回(2019年6月9日) 91,662名 72,435名 40,624名 56.1%
第151回(2019年2月24日) 104,357名 80,360名 44,302名 55.1%
第150回(2018年11月18日) 111,657名 88,774名 38,884名 43.8%
第149回(2018年6月10日) 101,173名 79,421名 35,189名 44.3%
第148回(2018年2月25日) 102,212名 78,243名 38,246名 48.9%
第147回(2017年11月19日) 113,559名 88,970名 35,868名 40.3%
第146回(2017年6月11日) 102,077名 80,227名 40,880名 50.9%
第145回(2017年2月26日) 105,356名 80,832名 38,289名 47.4%
第144回(2016年11月20日) 120,096名 94,411名 42,558名 45.1%
第143回(2016年6月12日) 106,558名 83,915名 28,705名 34.2%
(参考:日本商工会議所HP)

※第155回試験(2020年6月14日実施予定)は、中止となりました。

ごらんのとおり、合格率は40%〜50%程度です。
「なんだ!半分は合格するのか!」と安心された方もいるかもしれませんね。

ただし、一点だけ注意してください。

この合格率は「合格者/実受験者」です。

すなわち、「きちんと答案を提出した人のうち、何人が合格したか?」であって「申し込んだ人のうち何人が合格したか?」ではありません。
「自信満々だったけど落ちた」という受験生もたくさんいることでしょう。

ところで、気になるのは143回の合格率の低さではないでしょうか?
さらにさかのぼれば、もっと合格率の低い回なんかも、あるにはあります。

できることなら「どの回が簡単になりそうで、どの回が難しくなりそうか?」を知りたいものですよね。
しかし、残念ながらそれは、事前にはわかりません。
「何度か受験していれば、数回のうちに合格率が50%を超える回にあたる」という気持ちで、なるべく早くスタートし、継続して受験されることをオススメします。
「はじめて受けた回が、たまたまやさしい回だった」というラッキーも、もちろんありますからね。

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簿記3級の合格点は?

合格点は70点と定められている

簿記3級試験は100点満点中の70点以上で合格です。

基本的にはすべて記述式ですから、マークシート方式のように「テキトーに書いたら偶然あたった」というようなことはありません。
しかし、基礎的な問題が多いので、きちんと必要なトレーニングをすれば、どなたでも合格ラインには到達する試験です。

合格に必要な勉強とは?

過去問で点数を取れるようになること

学習を進める上での、ひとつの目標は「過去問を解けるようになること」です。
「過去問は見なくていいよ」という講師は、まず、いません。
ですから、「テキストの読み込み」や「講義を聞くこと」にあまり時間を使いすぎないように注意してください。

100時間程度の勉強時間を確保すること

一般的に、簿記3級合格に必要な勉強時間は「100時間程度」と言われています。
ただし、試験後「100時間やったのに落ちた〜!!あの講師、ウソつきだ〜!」とうらみごとを言う方が全国に1000人以上いらっしゃいます(筆者推定)。

この100時間は「良質な100時間」のことです。
授業だけ繰り返し100時間聞いても合格はしませんし、1問解くのに1時間かけるというようなことをやっていては、やはり100時間での合格は困難です。

ここでの「良質」とは「過去問を中心とした演習問題」「時間を意識しながら解く」ことです。

「わからないことはすぐに質問する」
「理解のために時間を使いすぎない」
「問題を解いていてわからなかったらすぐに答えを見て、納得する」
「答えを見たところは、その場でいったん手を動かして自身で解答にたどり着く」

この4点を意識して学習すれば、100時間、あるいはもっと短時間での合格も可能になるかもしれません。

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まとめ


日商簿記3級は、ほかの資格試験と比較しても、合格率は比較的高い試験です。

ただし、「自信があったのに落ちた」「あと○点足りなかった」という方も毎回たくさんいらっしゃるのも事実です。
その場合、総じて、普段の勉強のやり方がまずい、簿記検定のポイントを押さえていないという共通点が見られます

上記を参考に、あなたには効率よく学習をすすめていただき、ぜひ合格を勝ち取ってほしいと思います。

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