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簿記検定というと「大人になってから学ぶもの」というイメージをお持ちの方も多いでしょう。私自身、大学1年生の前期の授業で簿記の単位を取得するまで、学んだことがありませんでした。
このページをご覧の方も、成人されている方が大半でしょう。
では簿記は子どもの習い事には不向きなのでしょうか?
今回は、子どもの習い事という観点で簿記学習のメリットを見ていきます。
「勉強って意味があるんですか?」
「古文と漢文って将来の仕事でどんなふうに役に立つんですか。僕が理解できるように論理的に説明してください」
子どもからこんなことを言われたらなんて返しますか?
屁理屈を言う前に意味が分かるまでやれ! やりこんでないからわからないんだ! 意味のあるなしの判断をするのは100年早い!
と鬼軍曹のようなことを言ってしまうのは簡単ですが、確かに古文漢文の学習意義を理路整然と説明するのはかなりの技術が必要です。
一方、大人のあなたでしたら、この簿記という学問が世の中でどのように動いているのか、どういう意味があるのか、ということはある程度説明ができるのではないでしょうか?
さっきまで職場のエクセルで使ってましたもんね。
そういう意味で親子のコミュニケーションツールになる可能性を感じています。
「やっておけばよかったと思っている」「仕事ではこう使っている」「こういうすごい人を知っている」
実体験をもとに話せるはずです。
問題は、そこでしょう。
簿記3級に合格した小学生の事例がいくつかあります。
事例が少ないので不安に感じますが、合格者が少ないのはそもそも受験する小学生が少ないということもあるでしょう。
自分の周りで簿記を勉強していた小学生、いなかったですよね。
学力的には小学生が対応できないものではありません。
具体的に、計算としては算数の和差積商がわかれば問題ありません。むしろ、より重要なのは会社や銀行をイメージできるかという社会科関連の興味がどこまであるかでしょう。
簿記初級が新設されていますので、導入としてはこちらがおすすめです。
お金の勉強というと抵抗感のある方も中にはいらっしゃるでしょう。
でも、お金のことで苦労しない人っていませんよね。私もです。
老後資金2000万円問題」なんてニュースも頭が痛くなります。もっともっと勉強しなくてはいけないなと日々、研鑽をつむ毎日です。
貯金が足りない、給料が足りない云々……。
例えば、「貯金ってどれくらいいるの?」という悩み。
企業は毎月のキャッシュフローの3か月分の現金を保有する。この事実と、キャッシュフロー(現金)に関する知識があると……。
「当面の必要な現金が貯金として必要なんだな」
「自分は毎月いくら使うのだろう」
「自分にとって現金が入ってこなくなるリスクってなんだろう」
「老後資金が必要なのって老後にキャッシュインがなくなる可能性が高いからかな……」
「じゃあ、老後も資産が入ってくる状況なら毎月の貯金に悩まされなくて済むのかな?」
などなど発想は広がります。
正直、生きていく上でお金の悩みは一番きついです(切実)。
だから、考える材料があって困ることはありません。
「お金が足りなーい。旅行と服とカバンにつかっちゃったー」
「旦那の稼ぎが悪くてさー!貯金ができないのよー」
なんて声高に叫ぶマネーリテラシーが欠如している大人。見ていてかわいそうじゃないですか。もうこれ、全米が泣くレベルですよ。
自分の子どもだったらと思うと……。
お金に関して自由意思で判断ができる大人になるために、世の中の大人たちが知恵を絞って作ったお金の管理方法はきっと子どもたちにとって有益です。
子どもの習い事として確立されたものではないので、保護者が手助けする必要はありますが、その分、親子のコミュニケーションツールになる可能性も秘めています。
お金の知識は一生ものです。
一緒に勉強した知識が自分の死後も子どもの中で毎日生きると思うと、他の習い事と比べての長所を強く感じませんか?
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合格までのポート体制も充実しており、不明点や疑問がある場合は、電話やインターネット通話、メールなど回数制限なく毎日質問できるので安心です。
学習をはじめることは目的とせず、資格取得やその先の就転職といった目標達成をゴールにしています。
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