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すでに学習を開始したあなた、あるいは開始しようと思っておられるあなた、簿記の学習は楽しいばかりでは進まないでしょう。そんな時、コツコツと続けられる人は何を面白いと思っているのか、少し他人の事例を参考にすることで簿記の学習に再度向き合えるかもしれません。
私自身が受験生だったときを振り返ると、経済的なメリットや就職転職というよりももっと人間の根っこの部分である、日々の学習の中でのちょっとした優越感や快感といったものが学習を後押ししてくれたような気がします。講師目線で受講生を見ていての感想も踏まえ、続けられる人のモチベーションの源泉を探っていきます。
例えば商業簿記で言うと、精算表、試算表です。1問30分程度かかり、解答用紙も大きく、記入箇所も膨大です。1か所でも間違うと、最下段の数値は合いません。裏を返せば、最終数値である合計値がビシッとあうということはすべてのミッションを完璧にやり遂げたということを意味します。
まさに、自分が簿記の天才なのではないかと陶酔感に浸れる瞬間です。気持ち悪いですか?
でも、自分をうまく褒められる人は勉強を続けるのがうまいです。これは間違いありません。
簿記検定では日常生活で触れないような取引にも触れることができます。例えば、大きなもので言うと企業買収に関するもの。実は簿記2級で出題されています。
実務では多額のfeeの発生する複雑なものです。弁護士や会計士が集まって何百億円というお金を動かす。経済ドラマにありそうな話です。受験簿記ではさほど深入りもせず、問題としては簡単です。
あの大企業とあの大企業の合併がこのような手続きに基づいて行われたんだなあと感慨深くなることもあります。
こうなってくると新聞の見え方なんかも変わりますし、今までとばしていた決算情報のページなんかも興味深くなってくるかもしれません。
簿記検定は、基本的には数字が変わるぐらいで、何通りもの解き方があるものではありません。言い換えれば、一度マスターした論点は満点が取りやすい試験です。私も、課題のクリアを設定するときは満点が取れるように作ります。満点は人を変えます。
人間の細胞の入れ替わりの期間を考えると、小テストで満点を1か月も取り続ければその人は満点の細胞で構成された満点人間ということになります。受講生の表情が自信に満ち溢れていくのを見るのは講師業の喜びの一つでもあります。
他人と比較して動向というものではないですが、社会人の方が学習を始めるきっかけの一つに現状への危機意識というものがあります。簿記を知らずに生きていこうと思えば、一生触れずに人生を終えることだってできるわけです。
このサイトの開設当初から申し上げていることですが、簿記は外国語です。あの人が知らないことを知っているちょっとした優越感。英語のニュースや英語の動画サイトを見る楽しさに、他人とは一味違う情報にアクセスしているというものもあると思います。それと同じような感覚で簿記の学習を続けることができます。
講師業をしていると、意外なほど多くの日本人が数字アレルギーを持っているのではないかと推測することがあります。
おそらく、小学校時代の算数で速さ・時間・距離を教えられ、食塩水の濃度の計算をさせられ、中学で方程式が出てきたあたりでアウトという方が一定数いるはずです。もしそうだとしても大丈夫です。簿記検定は計算能力で差がつくことはありません。電卓に任せればいいんです。やまほどの計算用紙を目の前に積み上げると、ちょっとした達成感がありますよ。数字を扱う楽しさを久々に味わう、簿記の楽しみの一つです。
ちなみに音楽をかけながら勉強される方へ。
その際BGMを『半沢直樹』にすると、粉飾の帳簿を見抜いている気持になり、『ガリレオ』にすると簿記が物理の方程式に見えます。実に面白くなります。
電卓をたたいている間が心地いい、という心境、受験経験者ならお分かりいただけるのではないでしょうか。楽器を演奏しているというか、カラオケを歌っているというか、集中しながらものごとに取り組むのはなんであれ、快感です。
左打ちならなおさらですよ。電卓も左打ちの人が一定数存在します。というかむしろ勉強を長く続けていると左打ちになります。理由は右手でメモや解答を記入し、計算は左手の電卓でおこなうというのが表向きの理由ですが、「左打ちかっこいい!」というファッションであるような気がしてなりません。事実、私はそうでした。スクールの自習室をのぞいてみてください。左打ちのブラインドタッチの受験生がたくさんいますよ。
ちなみにですが、一点だけ注意を。他人の電卓をたたく音はパソコンで、キーボードをタカタカタカッ→エンターキーをターンッというのと同じように、聞く側には騒音なので、ほどほどにしておきましょう。高い位置から電卓をたたく癖をつけてしまうと音が大きくなります。簿記検定学習と受験のマナーです。時間のロスにもつながりますので、学習当初から気を付けておきましょう。
この記事を執筆するきっかけとなったのは、誰もが同じペースで本試験まで迎えるわけではないという当たり前のことが意外と忘れられているからです。モチベーションなんて上下するものですし、受験勉強を継続するきっかけも人それぞれです。ひょっとしたら上にあげた事例は卑近で、くだらないものに感じられるかもしれません。
しかし、結局のところ、どんな動機であれ学習を継続し、試験会場までたどり着いた方にのみ合格のチャンスがあります。あなたの学習のモチベーションを批判する人は誰一人としていません。どんな形でも、毎日少しずつ続けられるようなきっかけを見つけてください。
お仕事や家事の中学習を継続するのは大変かとは損じますが、あなたが本試験会場までたどり着かれることを願っております。
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合格までのポート体制も充実しており、不明点や疑問がある場合は、電話やインターネット通話、メールなど回数制限なく毎日質問できるので安心です。
学習をはじめることは目的とせず、資格取得やその先の就転職といった目標達成をゴールにしています。
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サポート期間中であれば、疑問や不明点の質問可能。
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